子どものころ、外で遊んでいて生き物を見つけたり、花をつんだり、葉っぱや木の実でままごとをしたり、泥だんごを作ったり、虫を追いかけ走り回ったり…など夢中になったり、なんだか心の底からワクワクしたことはないでしょうか。そのワクワクを感じとる力がセンス・オブ・ワンダーで幼少期に自然と触れ合い心を動かすセンス・オブ・ワンダーをたくさん経験することがとても大事だと言われています。
『センス・オブ・ワンダー』:レイチェル・カーソンの著書。この中でセンス・オブ・ワンダーは「神秘さや不思議さに目をみはる感性」と訳されています
保育園の園庭には、つめる草花や木の切り株、土や水など子どもたちの想像や工夫次第で色んな遊び方ができる素材がたくさんあります。
保育所保育指針の解説には子どもを取り巻く環境の中に身近な自然と触れ合うことの大切さが、たくさん書かれています。ですから、園では身近な自然環境の象徴と言えるような、命が集まる環境を作り続けています。「この植物を植えたらチョウが卵を産みに来るかな」 「水場があれば、トンボが卵を産みに来るかな」 ・・・などなど。例えばビオトープ。秋になるとたくさんのトンボが飛んでくるのを見て、園庭に池を作るとトンボが卵を産み、ヤゴが育ち羽化をして成虫になり、また卵を産む…そんな命のサイクルを身近に感じられる場所として子どもたちの表情を思い浮かべながら作りました。なぜ生きものがたくさん?と思われるかもしれません。それは、たくさんの生きものが集まる=たくさんの命が集まっていると考えているからです。虫たちの存在は、身近にある自分たちよりもか弱い命そのもの。子どもたちは、その存在に愛着や生命の神秘を感じるようになるでしょうし、命を大切できる心が育つと信じています。